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About

プロフィール

谷川 味生

大手前短期大学ライフデザイン総合学科 卒業

伊丹市長賞・短大校長賞 受賞

大阪文化服装学院卒業

イタリア・ポリモーダ校およびニューヨーク州立ファッション工科大学へ留学

毎日新聞社賞 受賞

幼い頃にシンガポールへ旅立った私は、キャビンアテンダントの方の優しさに心をときめかせ、「誰かの心に寄り添える存在になりたい」と強く願うようになりました。

夢はキャビンアテンダントから獣医師、臨床心理士、そして今のアーティストへと形を変えながらも、「人の力になりたい」という想いは一貫しています。

14歳の頃に「顔面肩甲上腕型筋ジストロフィー」と診断されるまで、さまざまな誤解や偏見に苦しみました。また、家族の深い悲しみにも直面しましたが、それらの経験が、私の表現の原動力になっています。

私がアート・ファッションに
関わるようになった理由

大手前短期大学の恩師から、「このままでは“使われるだけ”の人間になってしまう。手に職をつけなさい」と言われたことが、私の人生の転機でした。

私にとって表現とは、自分の中にある“何か”を外に届けるための手段でした。言葉ではうまく言えないもの、でも確かに心にあるものを、何らかの形で伝えたい。そんな思いが、私の活動の根底にあります。

2016年には“mimeru”という名で活動を始め、その後“mimerupinkmist”へ。さらに“mimerupinkmistii.i”という名前に変わった時、iが5つ並ぶ様子が五ツ星レストランのように感じ、ブランドとしての完成を意識するようになりました。

最終的には「ブランドといえば、自分の名前だ」と思い至り、“谷川味生”という名前で活動しています。

日本の美意識を、世界へ

茶道部の部長を務めていた経験から、襖の閉め方やおきびしゃく・きりびしゃく・袱紗さばきといった無駄のない美しい所作、季節を映した主菓子の芸術性、そしてフレンドリーなお濃茶など、日本文化の魅力を海外の方にも届けたいという想いがあります。和の要素をデザインに取り入れるのも、その一環です。

私の作品は、特に京都を訪れる観光客の皆さまにも楽しんでいただけるよう意識しています。